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鹿児島建設新聞
2017/08/03

【鹿児島】城山観光ホテル耐震改修、清水建設で着工/客室は21年度から整備

 城山観光(東清三郎社長)は、城山観光ホテルの耐震改修を計画し、清水建設でこのほど着工した。レストランや宴会場などがある1〜4階を先行着手し、2023年度まで営業を継続しながら整備。震度6強〜7程度の地震でも倒壊・崩壊しない耐震性を確保する。
 場所は、鹿児島市新照院町41−1。建物はSRC造10階建てなどで、延べ床面積は約6万u。低層部から着手し、客室(365室)となる5〜10階は21年度から3カ年かけて整備する。
 同社では、宴会場や客室の閑散期などを見極めながら工事を進めていく方針で、耐震化に併せてリニューアルも行い、さらなるサービス向上を目指す。
 事業費は、耐震化が伴う補助対象に約30億円を想定。このほか行われるリニューアルを含めると、総事業費は約50億円を試算している。
 同施設は、改正耐震改修促進法で耐震診断の結果の公表を義務付けられた建築物の対象だった。

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