仙北市は、新病院の開院に伴って閉院した旧市立角館総合病院(角館町上野18)で、昭和45年に建設された病棟(RC5F10,300u)については施設の老朽化が進んでいるた解体が適当と判断しており、解体跡地の利活用や施設の解体方法めなどを検討している。病棟の解体に際してはアスベスト調査が必要になる。
同施設は10,300uの敷地にあり、病棟や管理棟(平成3年建設RC3F3,390u)、その他(車庫等500u)の施設で構成。管理棟は耐震性もあるため今後も施設を活用することは可能だが、跡地活用を検討する中で、同施設の利用方針についても検討する。
先に行われた6月市議会の一般質問では、同病院の活用案などを問われた門脇光浩市長が、「施設は市有財産に移管するべき」とし、関係部署で施設のあり方検討を行い、年度内の議会で方針まとめたい考えを示している。なお、解体費には過疎債を充てる考え。
提供:秋田建設工業新聞社