建設業労働災害防止協会新潟県支部(植木義明支部長)は27日、「第51回新潟県建設業労働災害防止大会」(後援・新潟県および新潟労働局、北陸地方整備局)を新潟市中央区で開き、約320人の参加者は快適な職場環境の実現を目指し一丸となって労働災害を撲滅することを誓った。
会に先立ち、植木支部長は「死亡災害事故、重大災害の根絶を最優先に労働防止活動を推進していく。安全衛生活動を積極的に行うことで、無事故無災害に取り組んでほしい」と呼び掛けた。
引き続き、安全成績および安全活動の17年度支部長表彰が行われ、優良事業場賞に19社(うち専門工事業者8社)、個人功績賞に17人(同8人)、職長賞に20人(同8人)を選定するとともに、植木支部長からそれぞれの代表者に賞状と記念品が贈呈された。
第2部では、新潟労働局労働基準部の野田恭義健康安全課長が「安全衛生行政の動向」に関する取り組みなどを説明し、落語家の桂福丸氏は「安全への第一歩〜思い込み・先入観が危険を招く〜」と題し、ユーモアを交えながら講演。その後、受賞者を代表し、新潟藤田組の佐竹義尚氏が「心も新たに一人ひとりが安全衛生意識の向上を図る」などと力強く安全の誓いを述べた。