三好市は、市役所本庁舎設計の公募型プロポーザルで、参加表明書を提出した2者(大建・山田設計共同体、久米・スバル設計共同体)について第一次審査を行った結果、いずれも受託できる資格を備えている者と認め、第二次審査に向け技術提案書の提出を要請することとした。技術提案書の提出は9月1日まで。その後、プレゼンテーションと第二次審査を9月中旬ごろに実施し、9月下旬ごろ1者に特定する。
設計は、現本庁舎北側の民有地約1400平方bに新たに建築する本庁舎とイベント・講演会などで利用する多目的ホールを合築し「第一本庁舎」、耐震改修と施設整備を行う現本庁舎を「第二本庁舎」として基本から実施までを行う。
第一本庁舎の新築は約30億円を想定。延べ床面積は約6500平方b(庁舎部約5000平方bと多目的ホール部約1500平方b)で、構造・階数は総合的に勘案し決定する。また第二本庁舎の改修は約5億円を想定。既存は鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ3360平方b。第一本庁舎は2019年2月から20年9月までの約20カ月を建設工期としており、第二本庁舎は第一本庁舎完成後の20年12月から22年3月までの約16カ月を建設工期としている。
設計委託料の上限は1億9000万円。設計期間は19年5月31日まで。
提供:建通新聞社