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北陸工業新聞社
2017/07/27

【新潟】十日町道路の早期事業化を/上沼道整備促進連絡協が総会

 上越魚沼地域振興快速道路「十日町・六日町間」整備促進連絡協議会(会長・関口芳史十日町市長)は26日、17年度総会・現地説明会を開き、十日町道路の早期事業化などを求める要望活動を行った。
 この日は会員ら約50人が参加し、八箇峠トンネル(L=2840メートル)を南魚沼市側から十日町市側へ通過し、現地で北陸地方整備局長岡国道事務所の担当者から事業の説明を受けた。その後、十日町市内で行われた総会であいさつに立った関口会長は「振り返ると困難なこともあったが、乗り越えての部分開通。次なる悲願である十日町道路の早期事業化についても力強い支援をお願いしたい」と述べた。
 議事では、16年度事業経過および決算報告が行われ、17年度事業計画案、予算案をいずれも原案通り承認。続く要望会では、顧問を務める国会議員らに関口会長が要望書を手渡した。
 上越魚沼地域振興快速道路のうち、十日町ー六日町間で計画されるのは十日町ICー八箇IC間の十日町道路(L=約3キロ、未着工)と八箇ICー野田IC間の八箇峠道路(L=9・7キロ)。総事業費は約503億円。17年度は八箇ICー野田IC間(L=6・6キロ)の部分開通を目指し整備を継続する。
 主な整備効果として、通行止め発生時の大幅な迂回の解消、異常気象時においても利用可能なアクセス性の高い道路として救急患者の救命支援、観光交流による地域の活性化などが期待されている。

hokuriku