建通新聞社
2017/07/27
【大阪】服部緑地と箕面公園のサウンディング調査
大阪府は、府営公園である服部緑地(豊中市)と箕面公園(箕面市)の魅力向上に向けた事業手法を探るため、サウンディング型市場調査を実施する。新たな公園施設の設置や空間の活用など、幅広い提案を募集する。事業化が可能なものについては順次、公募を行うなど具体化を進めていく方針だ。8月25日まで事前申請を受け付け、9月6〜13日に対話を実施。11月ごろに結果を公表する予定だ。
対象となるのは、事業実施の意向のある民間事業者、NPO法人など。新たな公園施設(建築物、工作物)の設置、既存の公園施設の活用、空間の特性を生かしたプログラムなどについて提案を募る。
服部緑地の面積は126・3f。日本の都市公園100選にも選ばれた公園で、全域が風致地区に指定されている。施設内容は中央広場、児童遊戯場、植物園、レストハウス、プールなど。年間来園者数は約700万人。大阪府公園協会が指定管理者となっている。
箕面公園の面積は83・8f。明治の森箕面国定公園内にあり、箕面大滝など多くの観光施設を備えている。年間来園者数は約110万人。メイプルハーツ企業共同体(代表者、ハートス)が指定管理者となっている。
府では、参加任意の事前説明会を8月3日午前10時30分(参加受付は7月28日まで)から開く。