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日刊建設タイムズ社
2017/07/26

【千葉】全建が八日市場支部を表彰/鳥インフル拡散防止・防疫活動/社会貢献活動推進月間で/会員の迅速対応と功労

 (一社)全国建設業協会(近藤晴貞会長)による「社会貢献活動推進月間・中央行事」が20日、東京・大手町の経団連会館で開かれ、(一社)千葉県建設業協会八日市場支部(小原久幸支部長)による「鳥インフルエンザの防疫活動」が表彰された。この行事の一環として行われる「優れた社会貢献活動に対する表彰」によるもので、今回は同支部をはじめ、全国の29協会・支部と会員企業23社の取り組みを評価、表彰した。
 同推進月間行事は、2006年度に設定。毎年、全国の傘下都道府県協会との連携により、幅広い社会貢献活動を展開する地域建設業の実践事例を収集し、「優れた取り組み」として広くアピールすることを主眼としている。
 開会に先立ち、主催者を代表してあいさつした全建の近藤会長は、九州北部の豪雨災害の被災者に見舞いの言葉を述べるとともに、今も懸命な捜索活動や、現地で応急・復旧作業に当たる福岡・大分両県建設業協会をはじめとする関係者を激励。
 一方、先月公表された「建設産業政策2017+10」においては、地域建設業に対して、災害などの緊急時に「公的な任務の担い手」として行政に協力し、応急復旧を行うなど「地域の安全・安心を確保するという役割」が期待されることを強調した。
 これに対して、来賓として出席した国土交通省の田村計土地・建設産業局長は「地域の建設業は地域の守り手であり、防災活動や美化活動など幅広い活動に取り組んでいるのに、それらがほとんど知られていない」と指摘。今回のような行事を通じて、各協会で表彰されるような活動をアピールすることは「地域建設業の取り組みについての普及・啓発につながる価値のある活動だ」と評価し、祝辞とした。
 表彰式後には、社会貢献活動の代表事例として、今も懸命な震災復旧に取り組む(一社)熊本県建設業協会が、各支部による防疫等を含めた活動内容を発表。また、前・参議院議員の脇雅史・全建顧問による「これからの地方のあり方」をテーマとする記念講演も行われた。
 なお、この日は本県協会から大林正章・専務理事が出席。小原・八日市場支部長に代わり、全建会長から表彰状と記念品を受領した。k_times_comをフォローしましょう
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