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鹿児島建設新聞
2017/07/27

【鹿児島】徳之島町辺地総合整備計画/5年間で23億円、給食センターを建替え

 徳之島町は、国の辺地対策事業債を活用した総合整備計画を策定した。計画期間は2017年度から21年度までの5年間で、事業費は総額23億7446万円。一般財源のうち同債は10億3560万円を見込んでおり、主なものは、市町村道・橋梁や学校給食施設、飲用水供給施設などの各種公共施設整備を行う。
 事業費が最も大きい市町村道・橋りょう整備は、10億9200万円を配分。17年度は亀津大船築地線の新里橋で修繕(1億円)を行うほか、社会資本整備道路事業(6億9200万円)を年次的に推進。また、町道亀津19号線の改良舗装(3億円、全体計画250m)は、L50m×W10mを5カ年に分けて進める。
 学校給食施設(6億円)は、1974年に設立した給食センターの建て替えを計画。今年で43年目で老朽化している同施設は、これまで緊急個所の修繕を行うなどして対応してきたが、年々費用が膨らみ、近年は本体部分にも損壊が発生していることなどから、S造平屋建て1棟の建設を20年度に予定している。
 飲用水供給施設(5億1246万円)は、生活用水の安定供給を図るため、簡易水道施設の更新・改修を17〜19年度までの3カ年で推進。このほか、消防施設に6700万円、観光・レクリエーション施設に5700万円、教職員住宅および農林漁業経営近代化施設に各2300万円を配分し、各種整備を進める。

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