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　北陸地方整備局富山河川国道事務所は２４日、１６年度完成優良工事等事務所長表彰式を、富山市のボルファートとやまで開催した。
　式では、福濱方哉事務所長が事務所長表彰９社１０人に賞状を授与。併せて、局長表彰５社３人のほか、工事成績優秀企業認定の披露、河川功労者表彰の伝達、水門等水位観測員事務所長表彰も行った。
　福濱事務所長は「施工や成果が優秀で、効率性、安全性、品質向上を高めながら課題解決をいかに図ってきたか、技術開発の取り組みが顕著であったかなど、他の模範となる工事や業務を選定した」と敬意を表した上で、「技術能力の向上、技術者の育成・確保、労働環境改善へ先頭に立っていただかなければならない。高い技術や豊富な経験を持って、業界全体が抱える課題の解決に向けた様々な取り組みができる企業、技術者として期待される。今後とも他の模範となって事業推進に尽力いただきたい」とあいさつした。
　受賞者を代表して婦中興業の竹内実専務取締役は、「建設業は安全管理はもとより、品質確保、コスト削減、新技術開発、地域貢献などで創意工夫のある取り組みが求められている。担い手確保や育成、現場の一層の生産性向上、技術伝承を行う必要があり、今後も業界発展へ努力していきたい」と謝辞を述べた。