熊本県内における平成28年度の公共事業発注金額は27年度と比較し75%(1688億円)多い3933億円となった。昨年4月の熊本地震に伴う復旧・復興工事が大量に発注されたためで、25年度以来3年ぶりに前年度を上回った。
当社取材の入札結果を集計した。過去10年でみても、最高額だった25年度2872億円の37%増となる。
発注機関別の金額は▽国1134億円(前年度比210%増)▽独立行政法人等173億円(371%増)▽県1005億円(28%増)▽市町村1405億円(40%増)▽公共的団体213億円(269%増)。発注量の多い国、県、市町村が大きく伸びており、3機関とも1000億円台を突破した。
月別にみると、4月と7月、10月を除き前年超え。ピークは3月の926億円で、次いで9月446億円、2月439億円。11月以降は前年の2倍、3倍以上の発注が続いている。
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