日本工業経済新聞社(茨城)
2017/07/14
【茨城】県が3事業者の採択決定/木造化・木質化施設へ補助
県は「いばらき木づかい環境整備事業」により、公共性の高い民間施設を木造化・木質化を支援しており、このほど学校法人聖母学園、社会福祉法人かのう福祉会、社会福祉法人桜水会の採択を決定した。いずれも新設する施設で、聖母学園は聖母幼稚園の子育て支援センターを木質化。かのう福祉会は(仮称)笠原保育園子育て支援センターを、桜水会は特別養護老人ホーム滝田(デイサービス棟)を、それぞれ木造化する。
この事業は森林湖沼環境税を活用。PR効果が期待できる公共性の高い民間施設を木造化・木質化する事業者に経費の一部を助成する。本年4月24日〜5月31日に募集し、外部有識者による審査を経て採択を決定した。
採択された事業主体は次のとおり。(【法人名】◆施設名(住所)=構造◇県産木材使用量)
【学校法人聖母学園】
◆聖母幼稚園 子育て支援センター木質化(水戸市)=S造2階建て、延べ460・27u◇10・8立方m
【社会福祉法人かのう福祉会】
◆(仮称)笠原保育園 子育て支援センターの木造化(水戸市)=W造平屋建て、175・56u◇49・55立方m
【社会福祉法人桜水会】
◆特別養護老人ホーム滝田(デイサービス棟)の木造化(土浦市)=W造平屋建て、360・21u◇87・50立方m