日本工業経済新聞社(茨城)
2017/07/13
【茨城】常陸太田市が観光2施設を改修
常陸太田市は、水府地区の観光施設改修工事を本年度に行う。対象となる施設は、水府物産センター(天下野町2133―6)とそばハウス龍亭(下高倉町2153―39)。轄設計事務所(水戸市)が設計を担当し、工事は11月以降、繁忙期を避けた時期に行う予定。
水府物産センターは竜神大吊橋の付近に立地。1階には特産品の販売所、2階には展望レストランを配置している。規模はW造(一部S造)2階建て、延べ722・31u。想定する改修内容としては、主に内部の改修として2階のデッキを拡張するとともに1階の使用されていないトイレを授乳室に改修する。
そばハウス龍亭は竜神ダムの水門近くに位置するそば屋で、1989年にオープンした。規模はS造2階建て、延べ163・98u。全面リニューアルの実施を計画しており、屋上への多目的トイレ整備や食堂の改修などを行う。
担当課は「改修工事中も営業は引き続き行う予定。なるべく繁忙期を避けて工事を行うようにしたい」と話す。
設計事業者の選定に当たっては4日に指名競争入札を執行。その結果、桜設計事務所が615万円(税抜き)で落札した。納期は90日間。