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建通新聞社(岡山)
2017/07/21

【岡山】国土交通省岡山国道事務所 国道180号「岡山環状南道路」整備事業の一環として、大福地区下部工事2件の一般競争入札を早ければ10月ごろにも公告

 国土交通省岡山国道事務所は、国道180号「岡山環状南道路」整備事業の一環として、大福地区下部工事2件の一般競争入札を早ければ10月ごろにも公告する。
 JR児島線の線路をまたぐ橋梁で、今回の2件の工事では、鉄筋コンクリート橋台を1基ずつ、鉄筋コンクリート橋脚を3基ずつ設置する。鋼管ソイルセメント杭は橋台工で8本ずつ、橋脚工で31〜34本ずつ。工期は約6カ月間。2018年度も引き続き下部工事を発注する予定だ。場所は岡山市南区大福地先。設計は大日本コンサルタント(岡山市北区)が担当した。
 岡山環状南道路は、国道2号(岡山市南区藤田)から国道30号(岡山市南区藤田)に至る2・9`の道路。16年度から本格的に工事が始まっており、暫定2車線で整備を進めていく。同南道路は、岡山市街地の外側を一周する延長約40`の「岡山環状道路」の一部を構成する路線。環状道路は国土交通省と岡山市が事業を進めている。
 環状南道路の総事業費は223億円。17年度事業費は25億2100万円で、このうち岡山市が8億4033万円を負担する。事業の進捗率は約32%。用地の取得率は約76%となっている。

「提供:建通新聞社」