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建通新聞社(中部)
2017/07/19

【愛知】刈谷市 18年度から5カ年計画で刈谷スマートIC整備へ

 伊勢湾岸自動車道刈谷パーキングエリア(PA)に「刈谷スマートインターチェンジ(IC)」(仮称)が整備される。順調なら2018年度に事業着手し、5カ年で整備される見通しだ。
 刈谷市は、刈谷スマートICの概要を公表した。今後、国の事業認可を待って実施計画書を発表する。同市や国土交通省、中日本高速道路、愛知県などで構成する「刈谷スマートIC地区協議会」が6月26日に設立。第1回会議を開き、実施計画書(案)を承認した。
 市は、実施計画書を国や中日本高速道路などに提出。事業認可を経て、連結許可を国に申請。許可を得た後、事業着手する。
 公表した概要によると、刈谷スマートICを「刈谷ハイウェイオアシス」がある刈谷PAに整備する。上り線とはPA(上り)と名古屋岡崎線、下り線とはPA(下り)と4月に市道認定した市道01―41号線と連結させる計画。これにより、豊明ICと豊田南ICの中間付近に新たなICが誕生する。
 刈谷PA付近には、日本経済の発展をけん引する多くの自動車関連産業などが集積。このため、刈谷PA前後の豊明IC、豊田南IC、周辺幹線道路などに交通が集中し、慢性的な渋滞が発生している。市は、産業の生産性向上、交通渋滞の緩和、地域の活性化や防災機能の強化などを目的に、刈谷PAにETC専用のインターチェンジの設置計画を進めている。

提供:建通新聞社