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北陸工業新聞社
2017/07/18

【福井】市場開拓、技術発展に寄与/福井県ニューレスプ協会が発足/勉強会も/

 福井県ニューレスプ協会がこのほど発足し、13日には設立総会や発足式を福井フェニックスホテルで開催した。
 ニューレスプ工法は、既設モルタル・コンクリートをはつり取らずに有機繊維補強モルタルで耐久性を向上させるもの。
 通常より工事の安全性を向上させ、産業廃棄物処分が減る、環境に優しい工法で、第18回国土技術開発賞の創意開発技術賞を受賞している。
 協会は、のり面補修・補強工法の市場開拓を促進し、会員相互の交流を通じて技術研鑽と向上を図り、建設技術の進歩発展に寄与することを目的とし、それにより、社会貢献を図っていく方針。
 会長に就任した筧和敬氏(日光産業代表取締役)は「維持修繕に係る安全安心の工法を県に普及するため尽力していきたい」と抱負を述べた。
 副会長は小林忍氏(三栄開発代表取締役)、理事は森野和之氏(日特建設福井営業所長)、監事は土本謙吾氏(明和工業代表取締役)が務める。
 その後、ニューレスプ工法の勉強会が行われ、施工概要や、道路交通への影響が低減するなどの特長について、担当者が詳しく説明を行った。
 また、懇親会も行い、学術関係者やコンサルタント関係者ら約50人が参加し、会の円滑な運営に向け、親睦を深めた。

hokuriku