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新建新聞社
2017/07/14

【長野】松本市新博物館の移転設計プロポーザル決まる

久米−伊藤−乃村JVを選定
 松本市は7月13日、公募型プロポーザル方式による市立博物館移転新築の設計業務委託(基本設計と実施設計一括)について選考委員会を開き、最適候補者に久米−伊藤−乃村JVを選んだ。次点者は梓−柳澤−渡辺−TM(トータルメディア)JV。7月末の契約を目指す。その他の参加者は、安井−県−丹青JV、石本−アーキディアック−SPフォーラムJV。4JVが参加した。
 新博物館は市営松本城大手門駐車場の北側敷地に移転新築するもので、施設の規模は、高強度コンクリートを用いたPC構造3階建て延べ7000〜8000u。1階に交流スペースや学芸員の部屋を設け、2階に収蔵庫、3階が展示室となる。
 移転に伴う工事費として市では、過去の類似する博物館建設などの事例から概算で約73億2000万円を想定している。
 今後のスケジュールは、基本設計を今年11月末の納期で進め、実施設計を18年12月末までかけてまとめる。19年度早々に建築工事着手、22年10月のオープンを目指す。
 なお市では、大手門駐車場に代わる新しい駐車場として「井上」の旧店舗ビル(大手2)跡地に整備する計画。現在、解体工事を松本土建が11月中の完成を目指して進めている。

提供:新建新聞社