建通新聞社(神奈川)
2017/07/14
【神奈川】横須賀市 三笠ビル地区再開発促進へプロポーザル
横須賀市は、「三笠ビル地区市街地再開発事業に係る計画コーディネート業務」の委託先を選定するプロポーザルの手続きを始めた。再開発事業の事業化促進と、再開発の計画的推進を図るため、必要となるまちづくり活動の支援、計画立案、調整などを行ってもらうもので、履行期間は2018年3月15日まで。予定価格は753万8400円(税込み)。参加申込書の提出(持参)は7月24日正午まで、提案書の提出を8月10日午後5時まで受け付ける。
提案のテーマは、「三笠ビル地区内の市街地再開発事業の推進に向けた、地区内権利者の合意形成手法と事業を推進するために本年度検討すべき事項および協議会活動の具体的な進め方」。プレゼンテーションなどの審査(1次選考)、審査上位者による見積もり合わせ(2次選考)を経て8月24日に選考結果を通知・公表する。
三笠ビル地区は、横須賀中央エリア(横須賀中央駅周辺地区市街地総合再生計画区域と同じ)内に位置していて京急本線の横須賀中央駅から徒歩3分。地区の大部分を占める三笠ビルは建設後50年が経過し、ビル全体として老朽化が進み、にぎわいが低下している。13年度に三笠ビル商店街協同組合の会員を中心に再開発協議会が設立されて、以降、市街地再開発事業などの事業化に向けた検討を行っている。協議会の会員は47人。検討区域は0・9f。
提供:建通新聞社