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　横手市増田まんが美術館事業室は、増田ふれあいプラザをまんが美術館に特化した施設にする大規模改修に関し、来月７日の開札で展示工事を公告した。予定価格は３億7,032万3,000円（税抜）で、建築一式Ａ級（特定建設業許可）への発注となる。マンガやアニメをテーマとする博物館や美術館、記念館の新築（または改築）の展示工事の元請け実績と、常設展示施設工事（展示面積1,000�u以上）を２件以上、元請けで施工した実績が必要。
　今回、公告した展示工事では、仮設工事や展示造作・ケース・パーツ製作、模型造形製作、映像音響システム製作、映像音響ソフト製作、グラフィック・サイン製作、展示備品購入、電気設備工事、機械設備工事を行う。９月議会での契約承認を経て着工し、来年11月30日の工期で推進する。
　同事業は、あきた未来づくり交付金事業「マンガ原画と増田の町並みを活かした交流人口拡大プロジェクト」の一環で、オープンは31年４月下旬を計画している。今月10日には建築工事と機械設備工事を開札しており、建築は創和建設が１億1,500万円、機械設備は羽後設備・横手水道特定建設工事ＪＶが１億3,700万円（いずれも税抜）でそれぞれ落札した。
　また、別途工事として行う長寿命化工事については、年内または年明け早々の公告を目指している。スロープ新設や屋上防水、クラック補修、壁塗装、浄化槽埋め戻し、下水道接続等の対策を行う予定で、概算工事費は１億1,882万5,000円（税抜）。


提供：秋田建設工業新聞社