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　甲斐市は、２０１８年度までの２カ年で進める学校施設長寿命化計画策定業務の受託候補者として長大を選定し、近く見込まれる最終的な契約に向けての作業を進めている。
　業者選定は公募型プロポーザルで行うとして５月に公告しており、先月29日には第１優先交渉権者が長大、第２が協和コンサルタンツとする審査結果を公表している。
　業務は、本年度に建物の老朽化調査を行うとして、項目・評価基準を設定し、現地で調査を実施。評価・分析のうえで整備方法を分類し、カルテを作成する内容。
　来年度は、方針・年次計画をとりまとめた基本計画を策定するとしている。並行して、地域機能との複合化や用途の振り替え、統廃合の可能性検討も進めていくこととなる。
　公告の際に設定された委託上限額は９５０万円（税込）で、上位計画や公共施設等総合管理計画との整合性を図ることが求められている。