近畿地方整備局福井河川国道事務所は11日、「地域維持工事等における無事故竣工書」の授与式を、同事務所で開催した。16年度から開始したもので、今回が2回目。
授与されたのは、NIPPO、ガイアート、柿本商会、北山建設、キハラ・谷口地域維持型建設共同企業体、木村興業、共和庭園、清水組、高野組、常盤工業、徳山組、日光産業、日本道路、ネットアイシー、畑建設、平川、広川土建、福井ライン、冨士土建、ほくつう、北陸緑化、前田産業、松田組、マルツ電波、道端組の25社。
式典では中村圭吾事務所長が「地域において災害対応、インフラの維持管理を担う建設業者が不足し、安全・安心が脅かされる事態が懸念されている。そのような中みなさんが、除雪作業や維持修繕工事など工事事故の発生リスクが高い現道において、安全対策に特段に配慮をいただき、工事を無事故で完成させたことは、素晴らしいことだ」とあいさつ。
続いて来賓の坂川進福井県建設業協会会長が「日ごろから安全施工の徹底や安全のための創意工夫をしながら、無事故で優秀な施工をされ、建設業界の本来の社会的使命の達成に努めておられることに対し、深く敬意を表す。受賞を契機に優秀な安全施工技術をさらに広め、建設業の発展に尽力いただけるよう期待している」と述べた。