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　宝達志水町は、のと里山海道今浜インターチェンジ（ＩＣ）付近にある町有地「旧ダイヤモンド能登ホテル跡」の開発事業者に関する公募型プロポーザルで、民泊コンサルティング業務などを展開する「おもてなしＪＡＰＡＮ」（東京、土手修代表取締役）を候補者に選定した。約１１億３０００万円を投入、コテージ４０棟などを建設する計画で、来年７月のオープンを目指す。
　町は昨年１２月、千里浜なぎさドライブウェイ出入り口そばにあるホテル跡１万５８１９平方メートルに新たな交流拠点施設を整備する民間事業者を募集。応募があったのは同社のみで、選考委員会での審査を経て開発候補者に選んだ。用地は賃貸借となり、貸付期間などの詳細を詰め、８月中に契約を締結する予定。
　おもてなしＪＡＰＡＮの計画では、ドーム型で発泡スチロール構造（４１・８３平方メートル）のコテージ計４０棟を建設。２人用１０棟、４人用と６人用を１５棟ずつ用意する。一部宿泊施設はゴールデンウイーク前に開業させる予定だ。
　レストランや地元の農水産物・特産品を販売する店舗、浜焼きコーナーを備えた複合施設も整備する。建設規模はＳ造平屋建て９８４平方メートルで、７１６平方メートル程度のデッキスペースを別途設ける。駐車場は普通車１１１台、バリアフリー用６台、バス７台を確保する。