富山県建設業協会青年部の全体会議が12日、富山市の富山第一ホテルで開かれた。
この日は150人が参加。冒頭、今年度から青年部長(青年委員長)を務める開章夫昭和建設代表取締役が、「われわれ建設業界は、地域を創る公共事業の担い手として、建設・維持修繕工事に携わり、災害時の応急復旧や除雪などを通して地域を守り、地域の雇用創出など重要な役割を果たしている。人口減少時代を迎え、担い手不足が全産業の課題となっている現在、今後もその役割を果たすには、青年部が連携し協力することが不可欠。関係機関との意見交換会などを継続し、課題解決へ活動していきたい」とあいさつ。
前青年部長で顧問に就任した角地久和角地建設代表取締役は、「皆様のおかげで任期を全うできた。今後、青年部長で勉強させていただいた経験をお返しする場面があればと思う。2020年の全国建設青年会議の大会は、北陸建設青年会議が幹事ブロックであり、富山県が中心。協力しながら成功裏に導いてほしい」と話した。
続いて、16年度事業実績と17年度事業計画を報告。今年度は、▽「全国建設青年の日」関連事業の実施(各支部)▽諸課題に関する研修、官公庁・関係諸団体との意見交換▽講演会、セミナーの開催▽「三方良しの公共事業改革」の推進▽チャリティーゴルフ大会の開催▽親睦交流会の開催―などを予定する。
会議終了後、水口功県土木部次長の講演「とやまの土木」、懇談会も開かれた。以下、部長を除く役員(敬称略)。
【副部長】安達正彦(安達建設)、高平公輔(新栄建設)【幹事長】早木康満(早木工業)【副幹事長】北尾知大(北尾工業)【幹事】夏野圭司(夏野土木工業)、廣川範樹(廣川建設工業)、吉井正彦(吉井組)、今家勝広(今家工務店)、小林奨(小林建設)、篠川久司(篠川組)、宮口慶太(宮口建設)、高田実(高田建設)、野崎雄次(雄基工業)、斉藤武幸(斉藤組)、梅本大輔(梅本建設工業)、久保俊介(三興土木)、森越久修(昇永工業)、野手貢(野手組)、大谷励(大谷組)