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大阪府、大阪市、堺市の２０１６年度測量・建設コンサルタント入札の平均落札率が本紙調査で分かった。平均落札率は、大阪府が78・８％、大阪市が82・７％、堺市が80・４％。15年度と比較すると、府で０・６ポイント上昇したものの、大阪市で０・３ポイント、堺市で１・５ポイント下降する結果となった。
　５年前と比較すると、府で０・３ポイント、大阪市で１・４ポイント上昇したが、堺市は０・２ポイントの微減。ただ、堺市では、12年度に監理業務の入札で最低制限価格制度を導入したため、12年度以降は80〜82％台をキープしている。
　建築設計・監理の落札率は、府が80％（対前年度比０・５ポイント減）、大阪市が83・９％（同０・１ポイント減）、堺市が80・６％（同２・２ポイント減）でいずれも下落した。建設コンサルタントでは、府が78・７％（同１・７ポイント増）で上昇したものの、大阪市が82・５％（同１ポイント減）、堺市が76・７％（同１・６ポイント減）となり、前年度と比べていずれも下降した。