鹿角広域行政組合は、計画するし尿処理場改修に関し、精密機能検査および汚泥再生処理センター基本計画策定業務で県内外の10社に指名通知した。今月20日に開札する。事業費は10億円以内、1日処理能力は75kℓ前後とし、来年2月28日の履行期限で改修計画をまとめる。
同事業は、国の循環型社会形成交付金を活用して行うもので、施設全体を改修して下水道へ接続し、汚水処理の効率化を図る。
既存の処理場は10年から稼動を始め、鹿角市内と小坂町内からし尿と浄化槽汚泥を受け入れて処理している。
同組合では、来年度に実施設計を委託するほか環境影響調査などを行い、平成31年度から2カ年で工事を進める方針。設計施工一括方式も含めて発注形態を検討する。
提供:秋田建設工業新聞社