日本工業経済新聞社(山梨)
2017/07/12
【山梨】調査含め事業者公募 中央市が2300灯をLED化
中央市は、市が管理する防犯灯のLED化を実施するとして、調査と導入を委託する事業者選定をプロポーザルにより行う。11日付けで要領をホームページに掲載した。LEDに更新される防犯灯は約2300灯で、8月にも優先交渉権者を決定。調査は9月、導入は11月に契約を結び、事業を進める。
業務の対象となるのは、市内におけるすべての防犯灯約5000灯の種類や設置場所などの調査事業、および更新未実施灯のLED導入事業の2種。調査は1200万円(税込)、10年間リースとする導入は6340万円を事業規模としている。
事業遂行能力を有する単独またはグループによる参加が可能で、グループの場合はリース企業が代表を務めるよう求めている。地域要件としては、県内あるいは東京都内に本店、支店、営業所を有する点が挙げられ、下請けや協力事業者には、防犯灯設置実績がある地元業者を極力選定するよう要望が添えられている。
プロポーザルは、参加表明書などは7月21日、提案書は8月1日を提出期限に定め、8月9日に予定するプレゼンテーションを経て、最優秀と優秀案を選定する運び。
同事業は、低炭素社会への寄与や温室効果ガス排出量などの削減を図ることを目的として、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用して実施。取付工事に関しては上限2000万円(補助率3分の1)の補助金が環境省から助成される。