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　府中市は、道路や街路樹、道路反射鏡などの管理業務を一括して委託する道路等包括管理事業（北西地区）の事業者を決めるため、公募型プロポーザル方式で募集手続きを開始した。参加申込書の提出期間は９月６日まで。書類選考による１次審査、プレゼンテーションを含む２次審査を実施し、２０１８年１月下旬に候補者を選定する。
　道路、街路樹などの施設について統括マネジメント、巡回、清掃、植栽管理、補修・修繕、事故対応、災害対応、苦情・要望対応などの業務を行う。委託期間は18〜20年度の３年間。１年当たりの委託料上限額は１億２１１６万５０００円（税込み）。
　市では14〜16年度の３年間、試行的に土木、造園、清掃など複数の工種を一括して委託する包括管理業務をけやき並木通り周辺地区で実施。民間業者による効率的な運営やコスト削減、サービス向上など事業の有効性を確認できたとして、エリアと内容を拡大する。
　区域は市の北西エリア約７５０�fで、市の面積の約４分の１を占める。対象施設は道路（市道６３３路線、延長12万５９２４�b）、橋梁（道路橋１橋、歩道橋５橋）、立体横断施設（ペデストリアンデッキ２橋）、街路樹（ケヤキ並木１３４本、その他街路樹約３０９４本）、道路反射鏡（カーブミラー１００６基）、案内標識（１５９基）、法定外公共物（市有通路、赤道）。

提供：建通新聞社