中津川市は、リニア中央新幹線の開業に伴い、「リニアの見える丘公園」(仮称)を整備するため、基本設計を早ければ8月に委託する。 リニアの見える丘公園は、JR東海が建設するリニア中央新幹線の中部総合車両基地を観光資源として活用するため整備する。2025年の供用開始を目指す。
基本設計では用地の取得範囲や公園、道の駅、区画内道路、排水路整備の他PPP/PFIの導入可能性などの民間活力についても検討する。
建設予定地は千旦林地内。中部総合車両基地が建設される北側の土地で、敷地面積は約20f。駅と車両基地の間を走る回送線が見える位置かつ、大規模な土地が確保できる場所となる。用地造成と土地の嵩上げはJR東海が担当する。
リニアの見える丘公園整備は、国交省の「17年度官民連携の地域活性化のための基盤整備推進支援事業」に認定されている。実施計画費は860万円で、このうち国が430万円を支援する。
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建通新聞社(2017/07/12)