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　秋田電気工事協同組合青年部（吉川修会長）はこのほど、高校との共同イベントとして、秋田工業高等学校で電気工事業の現場体験を開催、同高校から１年生35人が参加した。
　当日、生徒は電気工事業の紹介ＤＶＤを鑑賞したほか、青年部の電気工事士による腰道具の実装、電動工具による電線切断、圧着作業などの実演に触れた。
　午後からは高所作業車を３台出動させての乗車体験が行われ、最高14.5ｍという高さを生徒全員が体験。また、線をつないで電球の明かりをつける照明結線ボードの接続体験や、ＬＡＮケーブルのモジュラー接続体験も行われた。
　電気工事業は、仕事の内容や役割が外部から見えにくいという側面を持つため、組合では高校生が業界の仕事を具体的にイメージできるようサポートし、将来の担い手となる技術者の確保や業界の活性化につながる取り組みとしてイベントを立案。まだ進路が決まっていない１年生を中心に「来年度以降も継続して取り組みたい」と話している。

提供：秋田建設工業新聞社