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建通新聞社
2017/07/11

【大阪】城北立坑の詳細設計プロポを10月までに

大阪府寝屋川水系改修工営所は、寝屋川北部地下河川の整備事業で、城北立坑詳細設計の委託先を決める公募型プロポーザルを10月までに公告する予定だ。立坑は、内径約25b、深さ約80bほどの規模を想定。設計期間は15カ月間を予定しており、施工工法などの詳細を詰める。
 寝屋川北部地下河川の工事未着手区間は、鶴見立坑〜城北立坑間(内径9b、延長1778b、貯水量12万立方b、鶴見調節池)、城北立坑〜排水機場間(内径11・5b、延長2905b、貯水量30万立方b、都島調節池)の延長4684b。
 同区間では基本的に、都市計画道路下に大深度を使用して施工する。大深度区間は、大阪内環状線(国道479号)から最下流部の排水機場までの延長3549b(内径9b延長約643b、内径11・5b延長2905b)となっている。
 北部地下河川では、守口調節池の守口立坑(外径26b×深さ53・6b)と松生立坑(外径12・8b×深さ36.6b)が、いずれも完成済み。本年度後半に、本体工(発注済み)を守口立坑から掘進予定だ。工法は泥土圧シールド工法で、北側から先行して整備していく。
 城北立坑は、これらの立坑より深度が大きくなる。工法や着工時期、工期については今後検討する。施工場所は大阪市城東区関目2丁目。