仙北市教育委員会教育総務課は、総合給食センター建設の基本設計を来月以降にプロポーザルで委託する。単体への委託を予定しており、参加要件などを検討している。現在は角館測量設計で用地測量を進めており、今後は地質調査も委託する。全体事業費は設備整備なども含め13億円規模で、来年度は実施設計に着手し、同年度内の着工を目指す。建設費は2カ年継続費を設定する見通し。
計画は、3施設ある給食センターの老朽化に伴い統合するもので、学校給食の安心・安全な提供と非常時対応の機能を備えた総合給食センターを建設する。新施設は2,000食強の規模を検討しており、市有地の西木工業団地(南側約4,000u)に建設する予定。
現在は、角館学校給食センター(角館町小勝田字中川原117の37)、田沢湖学校給食センター(田沢湖生保内字上清水673の2)、西木学校給食センター(西木町桧木内字高屋31の1)の3施設を運営。いずれも老朽化が進み不具合などが生じているため、修理等を行いながら使用している。
提供:秋田建設工業新聞社