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建通新聞社(中部)
2017/07/09

【岐阜】県農政部 畜産研究所養豚部・養鶏部を統合

 岐阜県農政部は、畜産研究所の養豚部を廃止し、養鶏部と統合する計画だ。養豚部の機能は全て養鶏部側に移転する。この再編整備に係る調査・測量・設計を興栄コンサルタント(岐阜市)に委託した。2017年度内にまとめる。その後の具体的な整備スケジュールなどは現段階では未定。
 畜産研究所の両施設は、昭和40年代に建設し、50年程度経過しており、各施設の老朽化が進んでいる。そこで、養豚部の施設を全て廃止し、養鶏部の事務所を拡充し統合施設とするとともに、敷地余剰部分に豚舎などを新設する計画。
 養豚部は、美濃加茂市前平町3ノ8の敷地約5・7fで、木造平屋約700平方bの事務所や木造平屋3500平方bの畜舎などを配置している。
 養鶏場は、関市迫間2672ノ1の敷地約9fで、事務所棟の規模はコンクリートブロック造平屋約600平方b。鶏舎が木造平屋で倉庫なども含め延べ約7000平方bとなっている。この施設内の事務所棟を養豚部も統合する事務所として再整備する。さらに豚舎と、これに付随する施設を建設する計画だ。この他、老朽化した鶏舎の整備も行う予定だ。
 今回委託した業務では、境界確認などの測量の他、施設の老朽箇所などの調査、進入道路の設計をまとめる。
 事務所などの具体的な設計は、別途委託する予定だが、養豚部廃止後の敷地利用も含めて今後のスケジュールは現段階では決まっていない。

提供:建通新聞社(2017/07/07)