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馬県建設産業団体連合会（会長・青柳剛群馬県建設業協会長）は６日、前橋市の群馬建設会館で２０１７年度の通常総会を開いた。16年度の事業報告や17年度の計画、予算案などを審議し、全議案が可決された。
冒頭、青柳会長は「週休２日制を軸にした働き方改革に向けた動きが本格的になってきており、業界として正面から取り組まなければいけない課題だと考えている。また、人材の確保育成、とりわけ現場で働く技能労働者の確保育成は差し迫った課題。働き方改革を見据えながら、人材確保育成と生産性の向上をセットで考えなくてはならず、県産連に所属している団体が物作り産業としての役割を県と一緒になって丁寧に発信し続ける必要がある」と話した。
来賓には県建設企画課の岩下勝則課長が駆けつけ「豪雨災害が九州地方で続いているが、皆さまには災害対応に日ごろから協力いただき感謝したい。貴協会におかれましては、設立以来業界の発展に寄与しており、これも皆さまのご努力の賜であると考えております」と述べた。
17年度事業計画には、建設産業全体を魅力のある産業に育てる事業を展開すべく、コンプライアンスの徹底や次代に生かせる建設技術の確保と人材育成に取り組む。