日本工業経済新聞社(山梨)
2017/07/07
【山梨】延べ2996u、施工はフジタ施工 いちやまマート竜王アルプス通り店
大規模小売店舗立地法の規定による、いちやまマート(三科雅嗣代表取締役、中央市若宮50−1)の竜王アルプス通り店出店に関する届出書の縦覧が6日、始まった。一部2階建ての建物は延べ2996・3u規模とされ、現場では、施工へ向けた準備がフジタにより進められている。
同法による届け出は先月21日に行われ(本紙既報)、店舗面積A2052・07uで来年2月22日の新設を目指している。
出店地は県道甲府南アルプス線(アルプス通り)東冷間交差点の南東にあたり、敷地面積はA7089・15u。敷地の東側に建物を配置し、西側に57台、南西側に従業員用として12台の駐車スペースを確保。建物北側のスロープにより上る屋上駐車場は81台分としている。
店舗以外の部分は、銀行ATM(A7・62u)とクリーニング(A17・17u)が併設され、施設バックヤードはA774・71u、イートインや2階を含む階段・エレベーターなどの共用部分はA144・73u規模となっている。
近隣において、衣料販売を手掛けるユニクロの出店の届け出も出されており、将来的な車両の流出入を考えると、昨年市議会でも取り上げられた県道からの右折対策をはじめ、周辺の信玄堤玉川線や東冷間南小線などの市道における対策問題が浮上する可能性もある。
【写真:出店地では施工に向けての準備が進む】