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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/07/07

【山梨】やまびこ支援学校移転設計告示

 県は、やまびこ支援学校建設工事設計業務委託(大月市猿橋町桂台3丁目)について公募型指名競争入札を公告した。委託内容は、学校建設工事の基本・実施設計で、対象施設は@校舎Aプール棟B屋内運動場C寄宿舎D外構工事、植栽工事、舗装工事、グラウンド整備工事。予定価格は9445万2480円(税込み)。特記仕様書による想定工事費は20億5371万円(税込み)。
 参加資格は、県内本店の設計有資格者(一級建築士事務所登録)3者によるJV。代表者は一級または二級建築士が3人以上所属すること。出資比率は、代表者は最大、構成員は各20%以上。
 参加申請は7月10日から7月14日まで受け付け、審査を行って7月27日に指名通知を行う。開札日は8月7日。履行期間は8月14日から2018年8月31日まで。予定工期は18年12月から20年1月まで。
 特記仕様書によると、建設地の敷地面積は約1万7000u。
 建設計画施設は@校舎(RC造平家一部2階建て延べ5200u。車庫140u含む)Aプール棟(S造平家建て延べ401u)B屋内運動場(S造平家建て延べ698u)C寄宿舎(RC造平家建て延べ551u)。建築物以外では、敷地全体の外構工事、植栽工事、舗装工事、グラウンド整備工事(4000u)。
 設計範囲は、一般業務で建築(意匠)、建築(構造)、電気設備、機械設備、昇降機。追加業務で建築積算、電気設備積算、機械設備積算、コスト縮減検討報告書の作成、ユニバーサルデザイン検討報告書の作成、省エネルギー関係計算書の作成など。
 やまびこ支援学校(大月市富浜町宮谷)は、建設から38年が経過して老朽化し、児童生徒数が増加して教室も不足。敷地全体が土砂災害警戒区域内にあり敷地内の高低差が20mあるなど、安全面や運営面で課題が指摘されているため、県では桂台地区への移転を計画している。