瀬戸内市は、JR赤穂線の3駅(邑久駅、長船駅、大富駅)の駅前などの整備設計業務をジェイアール西日本コンサルタンツ(岡山市北区)に委託した。納期は2018年3月20日。今回の業務は駅前広場のロータリー化やトイレのリニューアルなどの19年度までに整備する短期整備分。17年度に詳細設計と並行してJRなど関係機関と具体的な協議を進め、JR委託部と市施工部の調整や詳細な計画図を作成、18年度から工事着手、19年度末までの完成を目指す。
整備計画は次の通り。
=短期整備分=
【邑久駅・概算事業費約5億円】▽駅前広場(3100平方b)−ロータリー化(歩車分離、乗降場整備、照明、カラー舗装など)、歩道のシェルター化の検討▽駐輪場−再整備、ラック(有・無の検討)、上屋の整備▽トイレリニューアル−男性大2基・小3基、女性2基、多目的1基▽アクセス市道−拡幅(交差点の円滑化検討)▽その他−太陽のまちのイメージ(牛窓、邑久イメージを加味する)、太陽光発電施設の検討、観光案内・広場、防犯カメラの設置、パーク&ライド駐車場
【長船駅・同約4・8億円】▽駅前広場(3600平方b)−ロータリー化(同)、駐車場の改良、歩道のシェルター化の検討▽駐輪場−再整備、ラック(有・無の検討)、上屋の整備▽トイレリニューアル−同▽アクセス市道−拡幅、補修(交差点の円滑化検討)▽その他−刀剣のまちのイメージ、公園の再整備(他空間と合わせ検討)、太陽光発電施設の検討、観光案内、防犯カメラの設置、パーク&ライド駐車場
【大富駅・同約3・8億円】▽駅前広場(1100平方b)−ロータリー化(同)▽トイレリニューアル−男性大1基・小2基、女性2基、多目的1基▽駅舎−バリアフリー化(階段・スロープの設置、シェルター設置)、改札前たまりスペースの拡幅、ホーム上屋検討・設置、歩道のシェルター化の検討▽駐輪場−再整備、ラック(有・無の検討)、上屋の整備▽アクセス市道−拡幅、交差点改良の検討・整備▽その他−防犯カメラの設置
「提供:建通新聞社」