東北地方整備局湯沢河川国道事務所は、推進している雄物川上流河川改修に関し、強首地区で下流側に改築を計画している大沢川樋門門柱部の補足設計などを行うため、大沢川樋門補足設計等業務を8月24日に開札する。着工時期は現時点で未定。同業務には、岩瀬湯野沢地区の築堤に伴い架け替える県道強首峰吉川線(L400m)と市道南明谷地小平沢線(L100m)の詳細設計と路線測量も盛り込んでいる。
強首地区(大仙市強首)の整備は、築堤工や河道掘削、護岸工(L460m)、大沢川樋門を整備するもの。今月には、約21,000㎥の河道掘削や約5,000uの高水護岸を行う福部羅地区河道掘削等工事(概算2〜3億円)を公告したい考え。
一方、岩瀬湯野沢地区は築堤・護岸工、樋門3カ所(小平沢、湯野沢、岩瀬)のほか、輪中堤を整備するもので、現在は用地調査を進めている。輪中堤整備を先行して進める考えで、来年度以降は用地買収や築堤工等を予定している。
提供:秋田建設工業新聞社