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建通新聞社(神奈川)
2017/07/05

【神奈川】横浜市 上郷・森の家改修運営、PFI特定事業に

 横浜市は7月5日、宿泊施設「上郷・森の家」の改修運営事業をPFI法に基づく特定事業に選定した。市による従来方式での実施に比べ、財政負担額(事業費)を10・8%減の18億6900万円に抑えられるとした。7月中に公募型プロポーザル方式による事業者選定手続きをスタートし、2018年2月の優先交渉権者決定を目指す。19年10月のリニューアルオープンを予定している。
 上郷・森の家は栄区上郷町1499ノ1の敷地約6fを利用して1992年7月にオープン。本館や別館など総延べ床面積6890平方bの建物に▽宿泊室▽大食堂、レストラン▽健康浴バーデ▽大広間2部屋▽ホール▽大浴場▽ミニドーム▽工房―といった施設を配している。屋外施設のバーベキュー広場や駐車場もある。
 RO方式(民間が施設を改修して管理・運営、指定管理者制度導入)を採用。18年6月から15カ月間程度を事前調査・設計・工事・開館準備期間、19年9月〜35年3月の15・5カ月間を維持管理・運営期間に充てる。
 プロポの参加資格要件のうち、改修・更新工事を手掛ける建設業務に関しては、建築Aの市内企業の単体か同企業を交えたJVとし、市外企業のみでの参加に縛りをかける。
 提供:建通新聞社