鹿児島市は、2017年度建設工事等競争入札参加有資格業者数を公表した。登録業者数は、工事が1601社(県内1042社、県外559社)、コンサルが625社(県内308社、県外317社)の計2226社。全業者数は前年度比4%(93社)減となった。また、等級間の業者数のバランス等の観点から土木、舗装の格付基準の見直しを3年ぶりに行った。
県内業者の工事は3.8%(41社)減、コンサルは3.4%(11社)の減。また主要6工種の県内格付け延べ業者数では、59社減となった。同市では、16年度の追加受付で業者増があり、今回の本受付では、2年前の登録業者等が減少したとみている。
主要6工種のうち、格付けのある県内有資格者数は土木465社(A122、B94、C55、D194)、建築250社(A69、B36、C57、D88)、電気149社(A43、B44、C62)、管229社(A70、B50、C109)、舗装248社(A65、B43、C140)、造園94社(A29、B65)となった。
また、県内のコンサル関係の登録業者は、測量110社、土木109社、地質調査45社、建築97社、設備23社、外壁調査102社、補償72社。
格付基準の見直しは、土木がA級を970点以上(現行960点以上)、舗装もA級を950点以上(同930点以上)に変更したほか、B級もそれぞれ改正。建築、電気、管、造園の見直しはなかった。