石川県土木部監理課は4日、金沢市直江町地内「県央土木総合事務所等移転整備工事(庁舎棟・建築)」、「同事務所等移転整備工事(車庫倉庫棟・建築)」を一般競争入札で公告した。
入札参加資格は、3者で結成する特定建設工事共同企業体とし、参加資格確認申請書の提出は14日までで、26日に開札する。落札者の決定予定は31日となっている。
▽庁舎棟・建築 予定価格19億4610万円
資格1(代表者)の参加資格は、主たる営業所の所在地が石川県内、建築一式工事の合計値950点以上、年間平均完成工事高12億2000万円以上など。資格2(構成員)は主たる営業所が県内で、建築の合計値910点以上、年間平均完成工事高7億3000万円以上など。資格3(同)は主たる営業所が金沢市内で、建築の合計値780点以上、年間平均完成工事高4億9000万円以上など。
▽車庫倉庫棟・建築 予定価格7億630万円
資格1(代表者)の参加資格は、主たる営業所の所在地が石川県内、建築一式工事の合計値950点以上、年間平均完成工事高4億6000万円以上など。資格2(構成員)は主たる営業所が県内で、建築の合計値910点以上、年間平均完成工事高2億8000万円以上など。資格3(同)は主たる営業所が金沢市内で、建築の合計値780点以上、年間平均完成工事高1億9000万円以上など。
建設規模は、庁舎棟S造4階建て延べ6078平方メートル、車庫倉庫棟S造3階建て延べ2215平方メートル(他2棟含む)。工事概要は両棟の新築に係る建築工各一式。
庁舎棟には、県央土木総合事務所(金沢市泉本町6丁目)のほか、県央農林総合事務所(同市戸水2丁目)、県農林業公社、いしかわまちづくり技術センター(ともに同市幸町)をそれぞれ移転させ、各事務スペースなどを配す。一方、車庫倉庫棟には県計量検定所(同市米泉町4丁目)を移すほか、車庫、書庫スペースなどを設ける。
工期については、庁舎棟が19年1月31日(一部債務負担行為)まで、車庫倉庫棟が18年12月14日(同)まで。
基本設計は金沢計画研究所。実施設計(意匠)は金沢計画研究所、同(構造)は中島建築事務所、同(設備)は山岸設備設計事務所が担当。
なお、県では19年度から新庁舎での業務開始を予定している。