島田市は、市民病院建設を9月に総合評価方式・技術提案評価型で発注する予定。2018年3月までには施工会社を決める。施工をJV(共同企業体)で実施するかは未定。
鉄骨一部鉄筋コンクリート造8階建て延べ約3万4000平方b、建築面積約6300平方bの規模になり、現在の東側駐車場付近に建設する。
災害拠点病院として南海トラフ地震に対応するために、免震装置に加え、杭は支持杭工法を検討している。病床は445床を予定し、エレベーターは15〜26人乗り11基、小荷物昇降機1基の12基を完備する。
21年3月の開院を予定しており、開院後、鉄骨造(耐震構造)3階建て延べ1861平方bの現救急センターを改修する。その後、鉄筋コンクリート造5階建て延べ3万4999平方bの現在の病院の解体、外構、駐車場やロータリー整備に着手する。駐車場は、全体で約1000台収容の予定。
基本設計時の概算事業費約241億円のうち、建設工事費は196億円としている。所在地は野田1200ノ5、敷地面積は約4万5580平方b。
コンストラクション・マネジメント(CM)を導入、建設基本設計CMは、日建設計コンストラクション・マネジメント東京オフィス(東京都文京区)が担当した。
実施設計は、内藤建築事務所静岡事務所(静岡市葵区)が担当している。
提供:建通新聞社
(2017/7/5)
建通新聞社 静岡支社