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　株式会社須藤商店（にかほ市象潟町字下浜山７の３、須藤修代代表取締役）は、にかほ市飛地区で計画する風力発電事業に関し、31年度に造成・基礎へ着工する考えで、32年度の運転開始を目指す。風車はエネルコン社製で最大出力1,990ｋＷ、全高119ｍ、ブレード径82ｍの規模で1基を設置する。施工地は同市飛字釜木森28の１ほか地内の海岸沿いで、周辺には既設風車が３基ある。
　造成・基礎工事ではブレードやタワー、ナセルなどの機材置き場のほか、組み立てに使用するクレーン２台の作業スペースを確保するため、１台あたり約3,000�u規模で造成する。基礎は直接基礎または杭基礎で検討している。
　受変電設備は造成した敷地内に設置。基礎部分を打設し、機器は主にクレーンで搬入・据付する。構内や郊外に電線路を整備するほか、地下にも電線や通信機を敷設し埋設する。
　据付工事ではタワーを分割し手搬入し、現地で組み立てる。ブレードは地組し、３枚を取り付けた状態でクレーンで吊り上げ、ハブに取り付ける。


提供：秋田建設工業新聞社