三重県伊勢農林水産事務所は、「錦漁港県営漁港施設機能強化事業防災・減災対策検討業務委託」を建設技術研究所三重事務所(津市)に委託した。委託期間は2018年3月16日。
同業務では、三重県内の防災拠点漁港および生産拠点漁港として、水産物の生産・流通の重要な役割を担っている大紀町錦に位置する「錦漁港」を対象に、災害時に想定される津波に対して、漁港利用者の安全確保を検討した上で、ソフト・ハードが一体となった総合的な防災・減災対策を目的とした漁港整備計画を策定する。
主な業務内容としては、漁港利用状況の把握、レベル2津波の浸水シミュレーション、津波避難対策の方向性の検討、漁港整備による効果の把握、事業計画書の作成などを行う。
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建通新聞社