高知県農業振興部は、各農業振興センターが進める2017年度の公共工事箇所付けをまとめた。総事業費は14億9722万円で、内訳は県営土地改良事業費4億7466万円、耕地防災事業費10億2256万円。今後調査や工事などを順次外注・発注する。
発注機関別の総事業費は、安芸農業振興センターが6億4570万円。中山間地域総合整備事業費として安芸地区でほ場整備、農村災害対策整備事業として、伊尾木地区(安芸市)でため池堤体工事などを進める。
中央東農業振興センターは3億0682万円。耕地自然災害防止事業として、三山池(本山町寺家)で測量設計とため池堤体工事、地すべり防止事業として粟生3期地区(大豊町)でアンカー工や排水ボーリングなどを進める。
中央西農業振興センターは1億8170万円。かんがい排水事業として、高知市東部1期地区(高知市高須〜五台山)でポンプ補修、農村災害対策整備事業として、吾川地区(仁淀川町鹿森・長屋他)で用排水路工事などを進める。
須崎農業振興センターは1億2720万円。かんがい排水事業として、桐間地区(須崎市)でポンプ補修、経営体育成基盤整備事業として、志和地区(四万十町)で実施計画策定などを進める。
幡多農業振興センターは2億3580万円。かんがい排水事業として、楠島地区と江ノ村地区(四万十市)でポンプ補修、県営ため池等整備事業として四万十1期地区(四万十市蕨岡他)で測量設計やため池堤体工事を進める。
提供:建通新聞社