金沢工業大学(野々市市扇が丘、泉屋利郎理事長)が白山市八束穂地内で計画の「革新複合材料研究開発センター増築工事」は、鹿島の設計・施工で9月中旬にも着工となるもようだ。
建築計画によると、建設規模はS造3階建て延べ1309・82平方メートル(建築面積860・42平方メートル)。高さは13・07メートル。既存部分と合わせると延べ5767・10平方メートル(同3324・13平方メートル)。場所は同市八束穂2丁目2番地で敷地面積は1万4001・75平方メートル。既存の革新複合材料研究開発センター(ICC)横の駐車場スペースに増築される。完成については2018年3月末を予定している。
今回の事業は文部科学省の支援施策である16年度補正「地域科学技術実証拠点整備事業」に、県内から金沢工業大学と石川県が共同提案していた「複合材料の高速・連続製造プロセス開発による革新複合材料の実証開発拠点」が採択されたことで建設される。