北海道建設新聞社
2017/06/30
【北海道】伊藤組土建の売上高が過去10年で最高に−19%増375億円
伊藤組土建(本社・札幌、玉木勝美社長)の2017年3月期決算が明らかになった。売上高は前期に比べ18.7%、約60億円増の375億円に上り、過去10年で最高額を記録した。
売上高のうち建築が7割を占め、残りが土木。利益を見ると、過去3年は計画比で3倍から4倍の数字で推移し、今回も営業利益で7億8000万円、経常利益7億4000万円、純利益4億5000万円を計上した。
売上高が過去10年で最高となったことについて同社は「太陽光発電所建設や札幌市内の再開発事業を含めた大型工事があったため」とコメント。
今期については「手持ち工事が2年連続で500億円超あるので、前期以上の実績が期待できる」とみている。