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　宮崎県病院局は２８日、公募型プロポーザル方式で請負業者を選定する「県立宮崎病院改築実施設計等に係るコンストラクション・マネジメント業務」を告示した。県立宮崎病院が抱える課題を解消し、高度・急性期病院として再整備するための発注者支援を行う。委託期間は３１年２月２８日まで。委託料の上限は２９４０万円(税込)とする。
　病院局では昨年１０月末に県立宮崎病院改築に係る基本設計業務を完了したが、建設資材費及び人件費の高騰、延床面積の増床等を背景に、基本構想時点から建設費が大幅に増加していた。事業費の圧縮を図るため、設計事業者とは異なる視点から、コスト抑制策の立案及び発注者へのアドバイスなどのマネジメント業務を行う。
　プロポーザルの参加要件は、宮崎県の入札参加資格認定を受けている者のうち、建設工事等の有資格者名簿に「建築設計業務」として登載されている者、もしくは物品の買入れ等の名簿に「サービス業種(役務の提供)」として登載されている者。
　また、１９年６月１日から２９年５月３１日までに契約履行が完了した病院の新築または改築に係る基本設計段階から工事段階までのコンストラクション・マネジメント業務(延床面積３万�u以上かつ一般病床が４００床以上)の実績を有することが要件。
　管理技術者は認定コンストラクション・マネージャー及び一級建築士の資格を有し、前述の期間に一般病床３００床以上の病院で、設計段階から工事段階までのコンストラクション・マネジメント業務を１件以上履行した実績を有する者であること。
　参加申込書兼参加資格申請書の提出期限は７月１２日。担当部署へ持参または郵送で提出すること。技術提案書提出者の選定通知を７月１８日頃に行い、対象者は７月２５日までに技術提案書を提出する。８月１日にプレゼンテーション・ヒアリングを行い、翌日以降に技術提案書の特定通知を行う。契約締結は８月中旬を予定する。
　説明書や仕様書案、申請書の様式等は宮崎県病院局のホームページからダウンロードできる。