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小城市　アイル・総合公園利活用事業計画案
　　　　　既存施設の再整備と体育館・民間施設新設の二段階整備

　小城市はこのほど、牛津保健福祉センター「アイル」および隣接した総合公園を整備し利活用する事業の検討調査報告書を作成した。事業計画案では二段階の整備を想定しており、第�T期で既存施設のアイルや総合公園を再整備し、第�U期で体育館や民間収益施設を新設する予定。同事業に係る概算工事費は総額約３５億６４００万円を見込んでいる。
　第�T期では、アイルや総合公園の既存設備を活かしつつ機能拡充や修繕を実施する。総合公園については、児童向け複合遊具の更新および全天候型テニスコートやバーベキュー広場を新設。アイルは温泉施設などを拡充するほか、児童コーナーとコミュニティ活動スペースを新しく作る。さらに、アイル東側に駐車場（約１万３０００平方�b）を整備する。概算工事費には約１３億５７００万円を見込む。
　一方、第�U期では体育館や民間収益施設の宿泊所と商業施設および利用者向けの駐車場（約２万２０００平方�b）を建設する。体育館内にはバスケットとバレーボールのコートを置き、観覧席も３００程度用意する。宿泊所の部屋数は、ツイン７０部屋とトリプル２部屋の計７２部屋。商業施設は地元企業と協力して特産品の発信拠点にしたい考えだ。このほか、建築外構工事も行う。第�U期整備の概算工事費は約２２億０６００万円と試算している。
　今後の同事業の展開としては、今年度以降に事業計画や手法の詳細検討、来年度以降に第�T期整備事業の方針決定を予定している。
　同事業における各施設整備計画案の概要と概算工事費は別表参照。