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建設経済新聞社
2017/06/28

【京都】28年度の総合評価・簡易型 逆転数は134件(23件増)

 京都府が28年度に実施した総合評価競争入札(簡易型)の試行状況等が27日明らかになった。
 29年度第2回京都府総合評価競争入札委員会(委員長・谷口栄一京都大学名誉教授)で府が明らかにした。
 入札額が2位以下の業者が落札する「逆転現象」の発生状況は、27年度は111件(発生割合56・6%)だったが、28年度は23件増え134件(同58・0%)だったことがわかった。
 合計231件実施した28年度総合評価競争入札(簡易型)の試行状況によると、平均参加者数は11・5者(27年度累計10・8者)、平均落札率は88・8%(同86・8%)。くじ発生件数は13件で発生割合は5・6%(同3件で発生割合は1・5%)。
 工事成績について、総合評価では平均75・9点で、全工事では平均74・8点だった《グラフ参照》。
 28年度抽出事案報告、29年度総合評価競争入札(標準型)の技術提案に対する評価は非公開で審議した。