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鹿児島建設新聞
2017/06/28

【鹿児島】鹿児島市16年度工事等検査結果/成績評定 最高は土木87点

 鹿児島市は、2016年度工事等検査結果を公表した。土木関係、建築関係、設備関係に分類し、それぞれ設計業務委託についても示した。土木では、出来ばえが年々向上がしているとし、施工管理・出来形ともに、適切に管理されていると評価。建築は、出来形、品質および出来ばえなど、総体的に適切な施工管理が行われ、一定の水準を確保しているとした。工種別工事等成績評定点は、建築が0.6点上昇したが、全体工事の平均点が78.4点で横ばい。最高は土木の87点だった。
 検査件数は、土木工事等689件(評定あり541件、評定なし142件、その他中間検査6件)、建築工事等206件(評定あり177件、評定なし22件、出来高7件)、設備工事等215件(評定あり190件、評定なし9件、出来高16件)の合計1110件。
 工種別工事成績評定点の平均は、土木は78.5点(前年度比0.2点減)、建築は79.1点(同0.6点増)、設備は77.5点(横ばい)。最高点は土木87点、建築86点、設備85点。標準的な工事の成績評定点は、13年度から75〜79点としている。
 同市工事検査課によると、16年度成績評定点が横ばいで推移したことについては「維持補修工事等が多かった」、建築が上昇したことは「大型物件が多かった」ことなどが要因として考えられるとした。

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