鹿児島市は、市立病院跡地に設置する「西郷どんドラマ館」の企画提案競技で、大和リースの提案を選定したことを明らかにした。ドラマ館は敷地南側に配置し、規模は軽量S造平屋建て約1000u。あそび広場(540u)やイベント広場(900u)のほか、駐車場(一般車215台、バス20台程度)を配置する。23日の市議会常任委員会産業観光企業委員会に当局が報告した。
事業を進める大河ドラマ「西郷どん」同市推進協議会では、「大河ドラマ館等設計設置管理撤去業務」に関する企画提案競技を実施し、大和リースの提案を選定。設置や解体等の工事費は1億2500万円を見込んでいる。総事業費は約4億7000万円。
場所は、同市加治屋町の敷地面積約1.3ha。ドラマ館は、展示室やチケットブース、特産品等販売所、事務所、観光案内所、トイレなど。7月までに基本・実施設計を終え、8月の着工、12月の完成を目指す。オープンは2018年1月13日で1年間開館。そのあと、2月末までに撤去する。 「入場券販売管理・運営業務」に関する企画提案競技も行われ、KNT・TSP特定共同企業体(近畿日本ツーリスト・TSP太陽JV)が行う。